2014年3月23日日曜日

こえシネマ第9回開催しました

 
2014年3月9日(日)14時~せんだいメディアテーク7階プロジェクトルームにて、こえシネマ第9回を開催しました。

今回はYako Kimuraさんをゲストにお招きし、Kimuraさんがアメリカとフランスで撮影したインタビュー映像で構成された「Tango Karamarito」(「タンゴ カラマリート」と読みます。)という70分の作品を上映しました。

インタビューを受ける人たちから、東日本大震災に寄せる思い、それだけに留まらない日本への思いが様々な形で語られる映像は、見る側も受け取るものが多かったのか、上映後のトークではたくさんの感想が聞かれました。
出てきた感想も、震災体験の話から、教育のことまでいつものこえシネマにはないくらい多様な内容で、それら一つ一つにKimuraさんがご自身の体験を交えて丁寧に答えてくださいました。

こえシネマで、海外に住む人たちから見た東日本大震災の話を取り上げたのは初めての事でしたが、映像を見て感じた共感やとまどいを上映後にテーブルを囲んで話し合うことで、新たなことに気づくきっかけや考えるきっかけを得る時間になったように感じました。

Kimuraさんは海外と日本を行き来しながら記録活動をされているとのことで、お忙しい中こえシネマに参加いただきありがとうございました。



こえシネマが始まってから2度目の3月を迎えました。

これまで映像を提供していただいた記録者と、また映像をきっかけにいろいろな話をしてくださった参加者の方々のおかげで、少し形を変えながらも9回の上映会を開催することができました。

これまで私たちの活動にご協力いただいたみなさまに改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。